R・ケリーの騒動に関して


こんばんはです。

昨日、ツイッターでこんな記事を見かけた。


この記事を読んだ上での感想というか自分なりの考えを書き連ねようかと。

かいつまんで言うと、
『僕の好きなアーティストR・ケリーの、過去の性的暴行が次々に暴かれて、今アメリカ社会で大炎上している』
みたいな感じです。

うん。すごく複雑な心境。笑

ドラッグとか、そういう系はさ、
言うても自分の勝手というかさ。

しかし性的暴行はね。
事実ならやっぱイカンのだと思うのですよ。

そこはね、音楽的才能とは切り離して考えるべき。
R・ケリーが行った『行為』は罰せられるべきだし、非難の対象になってしまうことも仕方ないかなとは思う。

被害者女性達による「#MuteRKelly」なるハッシュタグで次々に告発されていく内容が全て事実として正しいのかどうかはもうこの際どうでもいい。

便乗してるだけの人もいるだろうけど、
ここまで来ると被害数が100人なのか101人なのかってのはあまり変わらないわけだ。

じゃなくて、
僕が気になるのは同業者(アーティスト)達の姿勢。
いきなり「オレも、ワタシも、ケリーがやってることは間違ってる!」
って。

今言うことなのか?笑

こんなのぶっちゃけ業界内部ではとっくに有名だった話でしょ。おそらく。というか確実に。

過去に一緒に作品づくりをしたアーティスト達(上の記事ではチャンス・ザ・ラッパーやオマリオン、レディー・ガガなど)からしたら、
そんなのとっくにわかってたことなわけでしょ。
何を今更正義の味方のつもりになってんだか。

女性の味方をするなら最初からそういう声明を上げればいいし、そもそも一緒に仕事なんかしなきゃよかったじゃん。

R・ケリーが社会的に吊るし上げにされて悪者扱いされ始めた途端に、
自分の過去を汚さないために「アイツは間違ってる。一緒に仕事をしたことは間違いだった」
とか。笑

器の小さい人たちだなと。
控えめに言ってダセェなと。
思うわけ。

もう一度言うけど、
僕もR・ケリーの「行い」は断じて許されるべきことではないと思う。

ただ、今回の風潮の中で、
今まで黙ってたのにいきなり手のひらを返したように糾弾し始めたアーティストには正直幻滅した。

アリーを観た後じゃなくてよかったよ。

オマリオンなんて「Bump, Bump, Bump」にどれだけ後押ししてもらったと思ってんの?
曲に罪はないでしょーが。

今回の騒動、
自分たちの好感度しか意識してない小物(だとは思ってなかった)アーティスト達に少しイラッとしたよ、と。
そんなことを思ったわけです。

僕は、
R・ケリーの曲は好きだし、アーティストとしてのR・ケリーもカッコよくて好きだし、やっぱ今後も聴き続けていきたいなとは思ってますよ。
人柄は知らん。そんなもの最初から求めてないわ。

性的交渉は双方の同意のもと行いましょう。

なんだこの教訓。笑

では。



TAK